先日、祖母が99歳で亡くなりました。大往生でした。
大正生まれの歌が大好きで、とても負けず嫌いの人でした。
私はかなりその要素を受け継いでいますね〜
ちょうど夏至の頃、
どこからともなく
たみちゃん、たみちゃん
とおばあちゃんの声が聞こえていたので、あー、そろそろかなぁと心の準備はできていました。
今日か明日だとお医者さんに言われていると母から電話があり。
次の日の朝はやく天国へ旅立ちました。
大正時代の女性ですから、自分の思うような人生を送ることはできなかったかもしれませんが。
18歳でお嫁に行き、終戦間際に南京へ。抑留を経て。
2人の息子、7人の孫、11人のひ孫に恵まれました。
それなりに苦労をし、それなりにしあわせだった人生だと思います。
それでも、何かしらきっと心の中では、人生に対する葛藤があったのでしょうね。
リュウマチになったり。。。
あらゆる趣味を極めていった人でした。
俳句、短歌、料理、服作り、三味線、
最後は60歳を過ぎてから油絵にはまり。相当な腕前で、昨年99歳.白寿の絵画展をしました。そのときに、ひ孫たちも駆けつけたので、とても良い思い出を作ることができたなあ。沖縄ではないけど、97歳のカジマヤーもしたんだ!
自分で言うのもなんですが、小さい時から長女だった私をよく目にかけてくれて、可愛がってくれました。祖母も長女だったので、いろいろ感じるところがあったのでしょう。
小学生の頃は、ひいばあちゃんのところへ一緒に訪問することもたびたびあり。
ひいばあちゃんとの手紙のやり取りのきっかけを作ってくれたなあ。
私が桐朋に入ったときには、入学式に一緒に参加して、桜舞う時期でした。
なつかしい思い出です。
人の死はさびしいですが、たくさんの思い出や想いをくれたんだなあ・・・と。
改めて思います。
歌が大好きだった祖母に
いつも歌が届くようにうたっていきたいです。
おばあちゃんの冥福を祈って、アベマリアを届けます☆
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