福島に音楽を届けるコンサートvol.6
ありがとうございました!
先日の雨がウソのように
快晴で心地よい午前中のひと時でした。
昨年よりもたくさんの方々にお越しいただきました。
童謡唱歌サークルそよ風のみなさんの
さわやかな歌声!
ひとつひとつの感情が入り、伝わってきましたよ!
童謡唱歌に癒されました!
とうれしい感想も頂きました♡
わらべうたと朗読の
堀江文子さん
根間理香さんの
なごやかなコンビ。
福島の桃農家さんからの
福島で暮らしていて思うこと・・・
のメッセージ。
「復興進んでる?」の朗読。
ピアニスト 菅田弥生さんのショパンの革命のエチュード
うた あべたみこによる さくらさくら、アベマリア、アメージンググレイスなど
あっという間の1時間半でした。
休憩には、
毎年ご協力いただいている
山形出身の梅津さんの
「イルマとヴェッタ」の珈琲やお菓子たち!
おいしかったよ!
会場で集まった募金と
収益金の半分をたして
33338円を
福島のおんがく届け隊へ贈ります!
また来年もお会いできたら嬉しいですね♡
たくさんの感想もお寄せいただきました。
・復興に対する強い気持ちが改めて感じたコンサートでした。
・自然体で素朴なコンサート、それが素晴らしい、来年またお会いしましょう。
・すばらしい企画をありがとうございました。
みんなで福島、沖縄も忘れずに小さな市あわ絵を積み重ねて、
みんながしあわせになることを常に願っていきましょう。
・福島の支援コンサートに逆に自分が励まされた一時でした。
朗読で読んだ福島の桃農家さんの文章はこちら
復興について byH.K(福島県伊達市、桃農家)
久しぶりに会った 他県に住む友人に、「復興進んでる?」と聞かれ、
返答に困ったワタシ。 どう答えたらいいんだろう?
福島で生活していると、「復興」うんぬんは考えて生活してないんだなあ
と改めて思った。
「進んでる?」をどう捉えるのか。
生活は 困らないくらい回っている、普段通りに仕事へ行き 家へ帰る、
友人らとランチしたり飲みに行く、そんな当たり前の生活はしてる。
でも、作物を売るときに 放射線量を測定しないと店頭で売れなかったり、
小学校や駅前には 放射線量を映すモニタリングポストがあり
毎時 何マイクロシーベルト と表示されてるし、
田畑を潰した 除染廃棄物の仮置場はまだある。
田舎はまだマシで 市内になると 家の真裏に それが 緑のビニールシートで覆って置いてある。
天気予報には 各地のマイクロシーベルトが 当たり前のように表示され、
地震があれば テレビから「原発は異常見られない」と伝えられホッとする。
子供が小さければ 被爆の心配をし、
妊娠したら、個人が受けた 放射線量を量ることが出来る
「ガラスバッチ」をバックに付け買い物する。
そんな日々は続いている。
除染作業員が 徐々に減って、街の飲み屋は静かになってきてるけれど、
被爆の心配を 胸の奥底にしまいながらの生活は お世辞にも「復興は進んでる」とは言えない。
むしろ復興が進んだというより、原発事故はなかったものにされてないか?
「復興は進んでない、退化してる!」が、ワタシの答えかな。
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